お客様は神様?

太宰府にある和菓子屋さん「藤丸」。

こじんまりとしたお店ですが、季節の和菓子が
とても美しく美味しいのです。
土間と少しの小上がりで成り立っている店内には
和菓子の入った小さなガラス棚。
音楽もなく、店員さんも必要な時にしか出てきません。
注文をして、出されたお茶と和菓子を食べながら静かに待ちます。
その空間に入ると決まって背筋を伸ばしたくなるような緊張感が。
威圧することのない、いい緊張感。

以前から感じていましたが、「お客様は神様」なのでしょうか?
もちろんサービスをする側から見るとその側面もあると思いますが
お店やサービスをする側が「いいお客様をつくる」ということが
今とても大事な様な気かします。
何でも「される」事に慣れてしまった私たちは、お店以外でも
「される」事を求めて求めて、、、。
いつの間にか相手のあら探しの様な評価をしようとしがちです。

でも真摯な姿勢で取り組んでいるお店に対しては
きちんとそれを受け入れられる自分でなければなりません。
そしてそこから色々な事を学ぶのだと思います。
私もそんな素敵で、粋な大人になれればいいのですが
まだまだ道のりは遠い、、、。

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季節の和菓子、「甘夏羹」。
ふるっと、つるっと喉へ通る初夏の味。
早く梅雨明けて!!!


2015-07-10 | Posted in Colum, 余白No Comments » 

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