雪の記憶

小さい頃、滅多に雪が積もらない臼杵で
父親と姉達と庭でスキーをしている写真が残っています。
(誤解が無いようにお伝えしておきますが
実家はスキーが出来る斜面も無ければ、庭も言う程広くはありません)
きちんとした自分の記憶なのか、ただの写真からの記憶なのかハッキリしませんが
雪の美しさ、珍しさ、家族のはしゃぎかた、、、とても嬉しかった気がします。

日曜から降り始めた今回の大雪は、私の幼い頃の記憶を遥かに超えていて
月曜日の朝、外は真っ白で全部の音が消えたんじゃないかと思うくらいの静寂でした。
何十年に一度の雪と言われれば、やれる事は全部やっておこうと
まず雪にダイブ。
氷柱をしっかりと観察。
裏の森を散策。
かまくらを作る。
かまくらの中でロウソクをつける。
雪だるまを作る。
とりあえず雪の中を歩く。
そして雪景色を目に焼き付ける。

実行出来なかった事は
雪解け水でコーヒーを淹れる。
かまくらの中でお餅を食べる(もちろん火鉢)。

かなりの積雪の中を歩きまくったせいか初めて股関節が痛くなり
かまくら作りに夢中になったせいか右手も若干痛み
結構外にいたので足もしもやけになった感じがします(笑)。
井戸水も凍結して台所とトイレ、お湯も出なかったり
Hakuのレッスンもお休みしないといけなかったり
大変な事も沢山ありましたがこの大雪をしっかりと記憶に留めました。
子ども達の記憶にはどんな風に残るのか、
それはまた何十年後かに降るかもしれない大雪の時に思い出すのでしょうか。

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田んぼと道の境目も分からず。

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裏の竹林。音の無い世界。

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雪の重さに首をもたげる木々。

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かまくら。昼間は入らなかったのに夜ロウソクをつけると
入りたがる子ども達。
やはり人は灯りに群がる習性なのでしょうか??


2016-01-28 | Posted in カラダのことNo Comments » 

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