歩く動物

 
11月最後の週末、昨年に引き続き湯布院で中村尚人先生のセミナーに参加してきました。
テーマは「歩行機能の改善」歩行を再建する理論と運動法。
 
中村先生といえば、実技はもちろんですが
お話がとても面白い。
上記のお題からは想像できないくらいでした 笑。
 
ヒトは本来「歩く」動物。
でも現代社会では本来の「歩く」ことをしていないために
様々な体の機能が落ちている、というお話もありました。
「歩く」ことが大事だということは恐らく大多数の方が知っているはず。
でもなぜ大事なのか。
なぜヒトは歩けるのか。
そもそも他の動物と何が違うのか。
歩くためにヒトが獲得したものは何なのか。
 
その部分が評価すべきところとなりますが
現代のヒトはほとんど出来ていないように思えます。
(実際実技で私も思い知らされることとなりましたが)
世の中に様々なエクササイズ法があるのも納得。
きちんと「歩く」ことが出来ていればエクササイズしなくていいのですが
現代社会ではどうやら難しいようです。
 
本来の機能「歩く」ことをしなくなったヒトってこれからどうなっていくのか???
エクササイズや他のことでカバーすればいいや、という
問題だけではないような気がしました。
 
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難しく考えず、軽やかに自然体で歩きたいですね。
 
今回も中村先生、二宮先生、吉田先生、そして歩行機能の改善実行委員会の方々、ありがとうございました。


2016-12-05 | Posted in ピラティスNo Comments » 

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